グラエキア哲人王国 - 国民・種族

人間

 人口の六割を占める。哲人の大半も人間である。

モンスター(怪物)

 人口の三割。古代では人間とは別のポリス(都市国家)を形成していたという。
巨人など屈強な種族も多く、名門軍人の家系の大半は怪物である。

亜人

 グラエキアではマイノリティー的存在。
 加えて、「古代にはなかったような亜人の異能のせいで今日の戦争や内乱が激化した」といった言説の流行もあって肩身が狭い。
そのため観光客ではないグラエキア国籍・移住者の亜人は、異能出力を弱める「異能出力制御装置」の装着が義務づけられてる。
哲人王がかつて内乱収拾に臨んだ際に、その脅威を実感した故の抑圧ではないかとも囁かれている。

  • 異能出力制御装置
 首輪のような形をしており、グラエキアで採掘される特殊な鉱石から作られている。
亜人ランクCかそれ以下程度まで異能出力を落とすことができる。
装着していることを地方自治体に届け出る義務もある。